体表面温度検知システム(検温システム)
広範囲で素早く触れずに高精度で検温を行える体表面温度検知システムです。
特徴
- 【広範囲】45人/秒を同時に体表面温度検知 ※人件費抑えた運用可
- 【素早く】検温時の滞留/渋滞を最小化
- 【非接触】接触機会を減、感染機会を減らす
- 【高精度】±0.3℃、広範囲で安定した検温
使用例1
検出時の対象者確保のためにもワンストップオペレーションを推奨します。
使用例2(ハンディタイプとの運用比較)
計測型オペレーション
オペレーション | 動きながらの測定は非現実的 移動〜停止〜測定〜確認〜移動 |
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計測速度 | 5秒/人 |
計測オペレータ | 1人/レーン ※人件費はレーン数に比例増加 |
同時計測型オペレーション
オペレーション | 低速移動なら移動測定は可能 上図のような10数人の半停止程度ならオペ可 |
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計測速度 | 0.06秒/人(16人/秒) |
計測オペレータ | 1人/ゲート ※人件費はゲート数に比例増加 |
通過流量
通過速度
ゲート形状
オペレータ数
通過量の大きいシチュエーションに最適!
システム構成図
1. 可視カメラがAIで顔を検出
※AIの検出要件にあわせた顔の提供が必要です。
マスクの検出率は高いですが、個人差があります。
2. Blackbodyが画角内で40℃を安定提供
※40℃になるまでは検出誤差が大きくなります。
(冷間起動から10-20分、環境によります)
3. サーマルカメラが撮影範囲内の40℃を認識
※画角内に遮蔽なくBlackbodyを設置する必要があります。
※Blackbodyの検温誤差を全体の測定値に反映させます。
Ex) Blackbody 39.6℃=>検温値+0.4℃
4. サーマルカメラが検出した顔の体表面温度を検出
※額が隠れていると検出できません。
5. 額の体表面温度とBlackbodyの差分を反映し顔枠と体表面温度を表示
※右図 距離Aと距離Bの差分が大きいと誤差が大きくなります。
※表示までの時間はPC仕様により遅延が発生する場合があります。
(通常は1~3秒要します)
6. 基準値の37.5°度を超過した場合にアラート出力
※計測結果は個人データとして保存され、計測履歴を管理できます。
注意点
- 電源投入直後は誤差が大きい。(※30分程度予備時間が必要)
- 逆光は顔検出精度が下がります。
- 空気の対流の影響を極力受けない場所へ設置。
- 異常検出時のオペレーション検討が必要。
- 検温精度向上のため、脱帽し、額をカメラに向けて下さい。
- 本製品は体温計及び医療機器では御座いません。
- こちらのシステムは屋内専用になっております。
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※詳細はカタログをご覧ください。